10人以上のチームでも5秒でミーティング予約が可能になるアプリ「TIMEPACK」オープンβ版リリース
投稿: 2019.01.17 17:55
文: asami.
TIMEPACKは、1月15日、10人以上のチームでも5秒でミーティング予約が可能になるアプリ『TIMEPACK』のオープンβ版をAppStote上にて公開した。
◆ TIMEPACKとは
Googleカレンダーと連携し、チームメンバーの空き時間の積集合をパッケージ化、一瞬でメンバー全員の予定合わせが可能になるアプリ。リモートワーク &マルチタスクで動いているチームでの難しいスケジュール調整の課題を解決する。
特徴
1. Googleカレンダー上の空き時間だけを自動抽出してチームメンバーに常時共有することができる
2. グループを作成しURLでチームメンバーを招待することで、チーム全員の共通する空き時間だけを確認することができる
3. 空き時間をタップするだけで、ミーティングを含め様々なスケジュールをGoogleカレンダー上に書き込め、チームメンバーもその予定に自動で招待される。gmailを通して予定への招待メールも届く。
4. メンバーと自分の空き時間を把握できるので、チャットの返信が返って来やすそうな時間も直感的にわかる
5. 予定の中身は表示されないので、プライバシーが守られる
6. お互いの共通する空き時間だけが表示されるので、自分の予定がスカスカでも恥ずかしくありません
◆ TIMEPACKが生まれた背景
開発者である自分たち自身が大学院での研究等で忙しく、マルチタスクかつ基本的にリモートワークという環境の中で活動していました。そして、非同期な働き方によるお互いの物理的な状況理解不足が原因で、コミュニケーションが上手くいかないことがしばしばありました。そこで、もっと簡単にお互いの状況を知れるツールが欲しいと思い、開発に至りました。実際にTIMEPACKの使用を開始してからチームでのコミュニケーションはかなり円滑になりました。
現在のバージョンでは「時間」に着目し、まずはお互いがアクセス可能な時間を知ることができるようになっております。
◆TIMEPACKが狙うのはSaaSのコラボレーション領域
コラボレーションソフト市場では海外でSlackやTrello、国内でもBacklogやScrapboxなど勢いのあるツールが順調に伸びています。日本では働き方改革でのリモートワークや副業の増加に伴い、今後益々、非同期コミュニケーションを円滑にするためにこれらのツールの導入が進みます。
しかし、リモートワーク、多拠点、マルチタスク、成果主義のような働き方はかなり向き不向きがあるため、新しい働き方に馴染めない人が出てくることは明確です。そんな時、生産性や効率化が求められるのと同時に、チームでの相互理解を深め、繋がりの強さやシンクロ率を高められるようなサービスも求められるようになります。
自分たちは”人を理解する”ためのコラボレーションツールとしての新しい市場を開拓していきます。
◆今後の展望
今後は、魔法のように相互理解を深められるアプリにしたいと思っており、『時間の重なり』の次は『位置の重なり』、そして物理的状況の次には『心理的状況の重なり』をアプリケーションで表現していきたいと考えています。
既に、奈良県との共同プロジェクトにより「プライバシーを考慮し抽象化した未来の位置情報予測エンジン」を研究開発済みです。これは通信不要、スマホ内での強化学習モデル(AI)となっており、この機能は近日公開予定です。
これまでひっそりと運用試験を行なっておりましたが、この度公開範囲を広げて仮説検証を進めることに致しました。「補完関係を強化するテクノロジーを生み出し続けるなかでソフトウェアの更なるユビキタス化を実現する」をミッションに引き続き開発を進めていきます。また、Android版、Web版の開発も順次行なって参ります。
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